matryoshka-zatracenie 最愛の一枚。

category音ネタ — S.S a.k.a fukigen @ 2012/1/22 15:43

matryoshka エレクロニカ系をAmazonで探っていたらこのアルバムと偶然出会えました。ほとんど楽曲が試聴可能だったのですぐこの音を気に入ってしまい購入、それからひたすらデスクトップでハードローテションを続けております。
 まず読みづらいので片仮名をふっておくと、ユニット名はマトリョーシカと読むようです。アルバムタイトルはザトラツェニェと読むらしく、ポーランド語であらゆる負の要素を意味するものだとコチラのログで解説されていました。ユニットと書きましたが、女性ボーカルとトラックメーカーの二人組だということです。マトリョーシカというのはロシアの人形で、これは上下に二分するとその中から一回り小さな人形があらわれ、またその中から、といったように、なにか隠喩じみた構造をもったもののようです。いまからだいたい五年くらい前にこのアルバムはリリースされているのだけれど、リミックス版のcoctura以外にアルバム作品は見当たりません。リミックス版も悪くないのだけれど、完全なものをワザワザ弄って崩してしまったというような残念感は否めません。 (more…)


リラクゼーションというのでもないけどそう

category雑記雑感, 音ネタ — S.S a.k.a fukigen @ 2008/1/19 15:37

080117
 前々からそのうち環境音楽のCDを入手しようとは思っていたものの、悪夢や金縛りこそ時期によってはしょっちゅうなものの、不眠やストレスにはあまり悩まされる方ではない私は、これまでその購入を見あわせていた、というかたんにボーっとしてた。そのうえあまりにもボーっとしてたもので、それがどういう切っ掛けで購入に至ったかもすっかり忘れてしまったが、ともかくいま三枚のCDが手元にある。選定については、Amazonのレビューを参考にさせてもらいました。おおむね希望どおりの物が手に入り満足です。
 私が環境音楽に求めたものというのはズバリ、自然音。ようするに、変なシンセサイザーとかがヒュロヒュロいって異次元とか精神世界とかに行ったつもりになってしまうようなのがその対極だということ。大袈裟にいうと古典楽器でのメロディーすらいらないと思った。このシリーズは数種の楽器によりメロディーが挿入される箇所があるけど、交差的なフェードのしかたはいみじくも効果的だし、そのメロディー自体にも癖がない。旋律ってものもその実、発展性を連想させたり反復の期待感を煽るので、微妙に人を披露させることもあるんじゃないかと思う。水のせせらぎや潮騒、小鳥たちの囀りってのはそれ自体の意味性が薄いのでいい。それでいて、よく聴き馴染んでいる。 (more…)


可愛くなったPJ Harvey

category音ネタ — S.S a.k.a fukigen @ 2007/11/5 12:07

071105 私の場合、PJ Harveyというと真っ先に思い浮かぶ単語がヒステリーで、ヒステリックな女なんてどうもねぇ、という気持ちとともに、実は感情の起伏が少ない私自身、どこかでこういった女を好んでるんじゃないか、というような、いわば二律背反に結論しそう。だから背反の片割れがこれまで彼女のアルバムを手にとらせてきたんだと思う。ヒステリーといってもCDを回しておくだけなら安全で、コップや植木鉢が飛んでくるようなこともない。もちろんヒステリーな女を肯定している私の片割れが前提しているのはそのなかの可愛らしさであって、ここでようやく話しがまとまるんだけど、今回の彼女のアルバムWhite Chalkが、とても可愛らしく、とても純粋なアルバムになっているのだ。
 でコンセプトアルバムともいえるこのWhite Chalk、楽曲の構成もかなり変化している。バンドアンサンブルを必要とする曲はほとんどなく、というのもほとんどの曲が一台の古いアップライトピアノで作曲されたものらしい。声の使い方もとても綺麗で、これまでの楽曲にみられた、いわばシャウトの影に潜んでいる彼女の細々とした繊細さのようなものが、全面に押し出されている。こうなるともう、彼女の声を聴くたびにこれまで知らずに望んでいたスタイルがこのアルバムなんじゃないかとすら思えてくる。音数の少なさがまた、最近よく聴いているDot AllisonのExaltation of Larksもそうなんだけど、現在頭のネジが二三本飛んでんじゃないか、という私の心境に心地よい。 (more…)


RAMMSTEINの速効性

category音ネタ — S.S a.k.a fukigen @ 2006/11/26 13:43

061126 radioheadをフェバリットの筆頭に挙げたりなんかしていると、かんぜんに美メロ派なのかと思われがちになるものだが、実はADVISORY系なんかをはじめてとするハードロック、ミクスチャーなんかもけっこう聴く。私がこのRAMMSTEINの存在を知ったのも、ADVISORY系であるKorn主催のツアー、ファミリーバリュースツアーに参加した彼らのステージをビデオで観たからだった。はじめはその音楽性というよりもステージの内容にウケた。炎に包まれたキーボードを弾いてみたり、花火をふんだんに使った演出、そしてなにより、Vo.ティルが股間にしこんだ偽ペニスから放水を続けながら唄う姿に度肝を抜かれた。それからMDで聴きはじめた。けれどプレーヤーが壊れてしまい、MDなんて淘汰のメディアだと思い全部捨てたので、ここ数年聴いてなかった。
 けっきょくキャンセル(たぶん消防法とかで)になったのだが、昨年(今年だったか)のサマソニに参加アクトとしてノミネートされていたのを観てから、なにげにCDを揃えはじめた。このブログの右にあるiTunes Playlistを目にしている人には解るだろうが、最近かなりハドロテ状態が続いている。ジョブで過酷な残業が続いているときなどは、仕事→彼らのライブDVDで一杯やる→仕事、のローテションだけで過ごしていた。疲れていようがなんだろうが速効性の強い、実に実用性の高いインダストリアルグルーブである。一曲々々が作劇的な展開をみせるのも面白い。
 RAMMSTEINといえば歌詞がドイツ語であるのがまず特徴。世界ウケを考えると、母国語で唄うグループってのはけっこう希なんじゃないかと思う。そのドイツ語のどこか決然的な響き、そしてティルの巻き舌調(?)の歌い方がかなり彼らの音楽性にあっている。英詞だとなんとなくヒヤリングできるものだが、ドイツ語となるとまったくなにがなんだか解らないので、そこらへん脳が麻痺してこれもよい。ギターリフにあわせ膝を叩くティルのおきまりのアクションも格好良い。格好良いといえば、ベーシストのスタイルがまた決まり切っていてイカス。私もスキンヘッドしようかな、なんていう今日この頃なのだ。もともと顎髭だしね。
 

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